■器について

気持ち良く長く使って頂きたいので、上質な木材を使い手間を惜しまず
妥協することなく真剣に器を作っています。


世の中には色々な木の器があります。
クラフト小物の感覚で作られた「器としても使えなくもないです」といったものから
真剣に使い勝手や耐久性まで考えられた「器」まで。
その違いは使用しはじめてから手触りやメンテナンスの頻度、染み、反りといった形で
現われ、どれを手にしたかによって、木の器に対する印象は大きくかわります。

木の器の魅力を多くの人に感じてもらいたい。みなさんが良い器に出逢うことを願う
と同時に私自身より良い器を作れるよう精進していきたいと思います。
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使う木材 = 国産・外国産問わずそれぞれの用途に適していて
        かつ安定して供給される上質な木材を使用しています。


主にチェリー、ウォールナット、クリを使用し
メイプル、シウリザクラなどを使う作品もあります。

木材は樹種によって色や重さ、固さが違うだけでなく
耐水性や狂い易さ(反りやすさ)といったものも違います。
またそれぞれに固有のにおいがあり、材質としては優れていても
においが強いため使わない木材もあります。

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選材 = 木目や節を見て、削り込んだ時の状態を想像し
      最も良い場所を使います。


同じ樹種でも板にした時の木目の出かたにより狂い易さが違い
また大きな節が出たりします。
とても薄い状態にまで削り込み、温かい料理を盛り、また洗って乾かし
何度も使用する器は、とても過酷な状況に耐えなければいけません。
そのため、材料に求める質は家具を作る時以上に重要で
家具作りで出た端材を利用するのではなく
器に適した材料を吟味し製作しています。