ようやく自分の作品を使ってくださる方が少しずつ増えてきて

他の作品や、新たな作品に期待や興味をもってもらえているのに

自分で定めた設定が過酷すぎて

今では新作を考えたり、試作をする時間がほとんど持てずにいます。


出来るだけ多くの方に木の器を使ってもらいたいという思いから

これまでの価格で取り組んで来ましたが、少し時間的にゆとりを持ち

より良いものを生み出していくために、一部の作品の価格を改定いたしました。


より一層、魅力ある作品を生み出すよう努力していきますので

今後ともよろしくお願いいたします。







食事会などの大皿料理で大活躍する「ぶあつい大角皿」

定番サイズを少し小さく250ミリ角にしたものを

今回、引き出物としてご注文頂き制作しておりました!


「ぶあつい角皿」は、そもそも私たちの披露宴の引き出物として作った作品なので

お話を頂いた時は、とても嬉しく思いました。

お二人が、みなさんに感謝の気持ちを込めてお渡しするものなので

私自身もしっかりと気持ちを込めて作らせて頂きました。

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制作工程を少しご紹介。

中央部分が少しくぼんだ形をしているので、その形になるよう

荒くどんどん削って行きます。

この時の削る方向は、木の繊維に対して斜めや直行方向。

繊維が起きてボソボソしてしまいますが、削れる量が多いので

目指す形になるまではこの削り方で進みます。


この削り具合のままでも、サンドペーパーで磨き

オイルを塗ることで幾分か手触りの良いものに仕上げることは出来ますが

温かい水分の多い料理を盛ったり、洗剤を使って洗うことで

寝かされていた繊維が起き上がりボソボソになります。

こうなると、オイルも抜けやすく、シミや汚れが着きやすくなります。

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ツルツル
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ボソボソ

私の場合は、形が作れたら、最後の仕上げは木の繊維と同じ方向に削ります。

左がそうです。(右がボソボソの状態) 

光を受けて、ツヤっと光るまでになります。この削り方は、手間がかかり

技術も必要ですが、オイルを塗っていない状態でも手触りツルツルです。


この違いが、あとあと大きな使用感(手触りやオイルをぬりなおす手間)の差となって表れます。

気に入って買って頂いたものなので、ずっと気持ち良く、長く、そして毎日のように

使ってもらいたいので、時間や手間がかかっても仕上げは妥協できません。


その後、裏も、側面も、丁寧に刃物で仕上げ、たっぷりとオイルを染み込ませて完成です。

この時のオイルの含ませ方にも色々と工夫がありますが、長くなるのでこの辺で。


今回は250ミリ角というサイズなので、

大皿として数人分のお料理を盛っても良いし、1人でワンプレートとしても使える

良いサイズです。みなさんに喜んで頂けることを願ってお送りいたします!


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完成
東京のウッドユウライクカンパニーの職人だった頃

近くの大学で休日に行われていた生涯学習講座で陶芸を学んでいたことがありました。

そこで一緒だったのが、キク(岡部喜久子)さんと横島さん!

個人で陶芸家としても活動しながら、埼玉県飯能市で陶芸教室も開いています。


そのキクさん、横島さんのお仲間や知人とグループ展をすることになりました。

僕だけ木工での参加です。

場所は、東京青梅市で人気のレストラン『繭蔵』(まゆぐら)の2階ギャラリースペースです。

近くの方は、ぜひお越しください!


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山口県山口市の nagomi style での企画展

「木のうつわとカトラリー展」に出展させて頂きます。

DMにあるさざ波プレートやディップカップのほか

角盆やバターケース、かぼちゃの薬味入れなども出品いたします!

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この夏、新築されたお客様からのご依頼で障子用の枠を作らせて頂きました。

新しい家には、玄関やリビング、階段などのスペースに明かり取り用の小窓をよく目にします。

自然光が入り、空間が明るくなることで、より広く感じたり清潔感も増します。

その反面、方角によっては日差しが直接入ってきたり、外から家の中が見えてしまうなんていうこともおこります。


その対策として、日本で古くから使われている障子は、光をやわらかく適度に通し

外からの視界もカットするとても優れたものだと、今回作らせて頂いてあらためて思いました。

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障子なし
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障子あり

洋室の窓であっても、障子はとてもマッチしていました!

自分たちの家を建てることがあれば、真似したいと思います。